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2025.06.18 Wed

売上につながるホームページの作り方|5つの成功法則

#ホームページの見直しポイント

「ホームページは作ったけど、全然売上につながらない…」
そんな悩みを抱える中小企業や個人事業主は少なくありません。

ホームページは、ただ存在するだけでは売上に貢献してくれません。では、「売上があがるホームページ」とは一体どのようなものなのでしょうか?
この記事では、売上を生み出すホームページの特徴と、成果を出すために押さえるべきポイントをわかりやすく解説します。

「ホームページがある」だけでは不十分

多くの企業が「とりあえず会社案内のために」ホームページを作ります。実際に弊社も会社案内のためのホームページはこれまでに何百と作ってきました。
実際にアーチヴェクトのコーポレートサイトも初期は起業した時は会社案内のつもりで作成しました。
現在の日本ではSNSGoogle検索など、インターネット上のあらゆる場所で情報があふれています。
そのためホームページを作っただけでは、なかなか成果に繋げることはできませんし、お客様の心を動かすことはできません。
ユーザーは「なんとなく良さそう」な企業ではなく、「自分に合っている」と感じた企業を選ぶ傾向が強まっています。

誤解がないように言っておくと私自身は会社案内のためだけのホームページだって絶対に必要だと感じていますし、そういった依頼があれば喜んで制作させていただきます。
業種によっては作って放置しておいただけで問い合わせがあったという事例も沢山あります。
ただ、より効果の出るものに変えていきたいと考えている場合は今から書くことをよく読んで実践してみていただければと思います。

売上があがるホームページの5つの共通点

1. ターゲットが明確である

誰に向けて作られているのかを明確にイメージしてください。
想定するユーザーによってデザインや文章、構成など大きく変わります。
例えば若い女性がターゲットの化粧品を扱う会社のホームページだったら柔らかく可愛らしいデザインにするでしょう。
子ども向けの商材を扱うのであれば、子ども向けのポップな感じにデザインするでしょう。
ターゲットを明確にすることでどのような構成にするのか、より深く見えてきます。

よくマーケティングの世界でペルソナ設計が大事とは言いますが、ホームページ制作においても同じことが言えますね。

基本的には制作会社が入ってホームページを作る場合はターゲットの設定をしていますが、ターゲットをより深堀していけば自然と「刺さる」ホームページになります。

アーチヴェクトのホームページは「下関の会社がweb / music / visual」に関する事業を行っているということを打ち出したくてメイン画像の部分をデザインしました。
またホームページを見る層も、下関や北九州を中心とした山口県、福岡県の方で名刺交換をした方や打ち合わせをした新郎新婦様が多いのかなと思っています。
そうなると年齢層は30代~40代でどちらかというと男性の方が多いと考えてデザインを組みました。
カッコよさや高級感、おしゃれさなどの要素よりも「親しみやすさ」を出したかったので、柔らかい色使いにしています。

2. 課題解決型の構成になっている

これはマーケティング的な視点になるのですが、「売り込む」よりも「この商品(サービス)で何が解決できるのか?」を伝える構成にすることが大切です。
ユーザーは「自分の悩みが解決できる」と感じたときに初めて行動に移します。

どれだけおしゃれでセンスのいいデザインでも商品の性能やアピールばかりが多いLPは売れないと言われています。

アーチヴェクトのターゲットは中小企業なので、まだホームページを持っていない企業や、現在持っているけど、活用できていない企業へ向けてホームページ制作の重要性やメリットを伝えたいと思い、こういったコラムを書いています。

3. 信頼感のあるデザインと内容

どれだけ優れたサービスでも、デザインが古臭かったり、スマホで見づらかったりすると信頼性は下がります。
また、会社情報や代表者の顔、実績やお客様の声など、「会社の内部」がしっかりと見えるように制作をしていると見てる側には安心感を与えることができます。
デザインの良い悪いは正直好みにもよるので何とも言えない部分はありますが、アーチヴェクトが考える良いデザインの定義の一つとして、情報が整理されていて見やすくされているということが挙げられます。
ただ、世の中には「特に意味はないけどただおしゃれ」みたいなデザインもありますし、デザインは本当に好みが反映されます。

4. 明確な導線設計がされている

前項で触れた内容と重複することもありますが、問い合わせや購入のボタンが目立たなかったのに、どこから問い合わせたらいいか分からないというような作り方になっていると成果には繋がりにくいです。
自社の見込み客が次にどんな行動をしたいと思っているのかを予測して、適切な位置に問い合わせのボタンを配置すると成果に繋がります。

昔ある技術を持つ会社を探していたことがあって、ホームページを見ていいな、と思いました。ただそのサイトにはどこを見てもお問い合わせフォームもないし、電話番号の記載もありませんでした。
もしかしたらもっとググればどこかに書いてあったのかもしれませんが、結局その会社には問い合わせしませんでした。
あなたの会社はそんなことになってませんか?

5. 更新や改善が継続されている

作って放置でもないよりは絶対に良いのですが、もちろん作ったからには最新の情報に更新していく方がいいです。
Googleの立場になって考えると、何年も更新されていないホームページよりも定期的に更新されていて、常にお客様にとって有益な情報を発信しているホームページの方が上位表示させたくなるはずです。
正直弊社のホームページもずっと放置していて、今年に入ってから全面リニューアルしてこういったコラムも書いているのですが、明らかにアクセスが増えてGoogleの検索順位も上がりました。

デザインがおしゃれなら売れるのか?

よくある誤解のひとつが「おしゃれなデザイン=売れるサイト」という考え方です。もちろん、デザインの印象は大切です。
しかし、見た目だけにこだわって中身がスカスカでは、本末転倒です。

デザインはあくまで「伝えるための手段」。大切なのは、「誰に、何を、どう伝えたいのか」が明確にされていることです。

世の中には不思議なもので誰がどう見てもデザインはダサいのにちゃんと売上をあげているLPも沢山存在します。
それはお客様にとって必要な情報が見やすく記載されているからかと思います。

ただ、誤解してほしくないのは、もちろんデザインがダサいよりもおしゃれな方がいいに決まっています。

自社のホームページを見直してみよう

以下のチェックリストで、あなたのホームページが「売上を生み出す設計」になっているかを確認してみましょう。

  • ターゲットは明確ですか?
  • どんな悩みを解決することができるか伝わりますか?
  • スマホでも見やすく、使いやすいですか?
  • 問い合わせや購入の導線がわかりやすいですか?
  • お客様の声や実績は掲載していますか?
  • 定期的に更新・改善されているか?

出来ていないところがあればそこに改善のチャンスがあります。
正直この部分に関しては弊社もまだまだ勉強と実践を繰り返しているところです。だからこそ伝えられることもあると思っています。

まとめ:「売れるホームページ」は戦略でつくれる

売上があがるホームページは、偶然ではなく「戦略」と「設計」によって作られます。そして、その中心にあるのは「ユーザー視点」です。

正直ただ作るだけでよければすぐにできます。「戦略」と「設計」という部分にフォーカスすると途端に難しくなります。
難しいからこそホームページの存在意義が生まれるし、そこに価値が出てくるのかなと思っています。

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